終わりのセラフ一瀬グレン16歳の破滅7巻感想文
※ネタバレ注意です!
まず山本ヤマト先生のカラーイラストにやられました…優ちゃん可愛い。その挿し絵と一緒に書かれていた台詞でとっても気になるのが「でもあれは、本当の君の母親ですらないけどね」という新情報!じ、じゃあ誰が優ちゃんの本当の母親…?というか父親はどうなんだろうとかそもそも優ちゃん自身が終わりのセラフの人体実験のために作り出された人造人間で、記憶を書き換えられてあの両親の子どもとして育てられたという可能性も…(ガクブル)謎が深まるばかりです、うーむむむ。
で、本編ですが。全編通して情報戦や血生臭さ満載でしたねいいぞ!(えっ)しかし真昼の意図がよく見えないなぁ。彼女的にはグレンに救われたみたいだけど…?
しかし深夜達を殺したのは彼女だったとは…グレンが板挟みになってしまって動けない感じが半端ない。あと、深夜達って自分が死んだこと覚えてるのかなないのかな…まだわかんないですね。
結構重要な情報と思ったのが、「柊家の最初の二百年、一人の人物が率いていた」というところ。つまりは柊家は吸血鬼が作った…?でも、現代の戦争の状況を考えると同士討ちみたいな状況にならない?つまりは吸血鬼内のクーデターかな?
シノアちゃん、なんか承認欲求とか三大欲求も普通にあるみたいでぐっと親近感わいた!優ちゃんとの恋仲フラグがビシビシ立っててふふふってなりました。個人的にはシノアちゃんはミカとの絡みが嬉しいんだけど、まぁそれは追々本編で…
鏡先生がTwitterでかなり苦悶している様子を見ていたのでかなりどきどきしながら読みましたら案の定最後のグレンの叫びで胸が痛かった…「これ以上、俺になんの罪がある!」ってほんとだよ…
なんかね、この締めかた以前にも覚えがあるなぁと考えを巡らせたら「あっ、十二国記の月の影、影の海前編のラストだ…救いがない…」と思いあたりました(笑)
とりあえずこんなところで!